や行

 

【やきを入れる】

(不良言葉)リンチを加えること、制裁を与えること

使用例

「おい、1年の鈴木のやつ、最近生意気だから、ちょっとヤキ入れてやろうぜ」

派生語:根性焼き(自らの手にたばこの火をおしつける事)

 

 

【役員バッジ】

「委員長」「会長」などになると与えられる名誉あるバッジのこと。

正式の品名は「八重桜型役員章」というらしい。

中学生のころ胸に輝かせていた方もおられるのではないでしょうか。

ちなみに作者はこんな偉そうなバッジはつけたことがなく、

その代わりかっぱのバッヂをつけていました。(←東京の人にしかわからないでしょうか)

10月1日の「都民の日」に、これをつけると、都立の施設(上野動物園・博物館など)がタダでした。

 

 

【夜食】

夕食のあと、もう一度、夜遅くなってから食べる食事のこと。

期末試験に向けて一夜漬け勉強をする際の深夜に食べる日清カップヌードルまたは

カップ焼きそば「UFO」または、森永ビスケット「チョイス」

 

 

【休み時間】

授業と授業の間にあり、本来はからだを休め、次の授業の準備をするための

目的であるが、思いっきり遊んでしまう時間帯。

校庭で「3度ぶつけ」でもした後は、疲れて勉強にならないことも多い。

 

 

【ヤッケ】

防寒服のひとつで、ヤッケ→ウィンドブレーカー→マウンテイパーカー→アノラック

と出世魚のように名前が変わっていった。正式名はウィンドヤッケという。

あの頃、横浜の高校生はヤッケファッションが流行っていた。

東京では流行ってなく、横浜だけの流行と思われる。

女の子は真っ赤なヤッケ。男の子は青が多かったのが特徴。

 

 

【やっつけ】

適当にやってしまう宿題のこと。内容とともかく提出することに意義を見出す宿題。

語源は「やっつけ仕事」からきている。

 

 

【ヤバイ】

悪い結果を招きそうで、まずい時に使う言葉。単に「ヤバー」と言うこともある。

元は犯罪者や非行少年などの社会で使われていた隠語で、警察につかまりそうで

危険だという意味であったが、広く学生用語としても使用されるようになった。

使用例:「あっ、兄貴、やっヤバイっすよ」

 

 

【やぼ用】

明言を避ける目的で「ちょっとしたつまらない用事」という意味として用いられる。

暗に「デートする」ことをほのめかす場合もある。

 

 

【ヤマをかける】

試験問題を予想すること。

短い勉強時間で、良い成績を狙うには効果的な方法である。

出題者の傾向とクセ、過去問題、授業で強調した内容等、様々な情報を駆使して

予想することがポイントである。

ヤマカケの場合、外れると散々な目にあうので、ほどほどにしておくことが肝要である。

(派生語)ヤマが当たる、ヤマが外れる、やまかん

(同音異語)やまかけ・・・マグロの刺身にとろろをかけた料理

 

 

【闇なべ】

暗い部屋で鍋料理を食べること。鍋の中身はゲテモノ系、食えない系が入っている。

「巨人の星」で伴宙太が星飛雄馬に闇討ち事件の真実を告白させて全てを不問に

伏そうと企画した会の名前。野球部の誰かがゲタの緒を食べていた。

   

 

 

【優等生】

成績が優等な生徒。模範生という意味もある一方、ガリ勉で人間的に面白みがない

という意味にも使われる。

先生にチクル(告げ口をいう)のも、だいたいこのタイプである。

 

 

【有理数】

高校時代に数学でならったような気もするが、まったく覚えていない。

 

 

【癒着】

学生用語で「癒着(ゆちゃく)」といえば、男女の教師同士、先生とPTA、

担任(男)と教え子(女)のいけない関係をさす。

 

 

【予餞会】

卒業の前に行われる送別会のこと。(3年生を送る会)

「餞」は、はなむけという意味があり、本来は旅立ちの際に行われる会のこと。

こんな会を開催するのは、「よせん!」と明らかに寒いギャグは飛ばさぬこと。

 

 

【予備校】

(主に大学)受験を控えた学生が通う学校。あるいは大学受験に失敗した浪人生が

通う学校で様々な人間ドラマが展開する舞台。

大手4大予備校・・・代ゼミ、スンダイ、河合塾、早稲田予備校

    

 

【呼び出し】

@試験で「赤点」をとり、先生に「職員室まで来るように」と呼び出されること

A生意気を行為に対し、先輩や不良から「体育館の裏まで来い」と呼び出されること

B電話が家庭に普及していない時代に電話のある隣り近所の家に、取り次いでもらうこと

 

 

 


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