スタンドバー 東京ブギ


所在地 東京都千代田区丸の内1−9−1
電話番号 03-3212-2366
営業時間 11:00〜23:00、土日祝12:00〜15:00、17:00〜22:00
休日 無休
備考 JR東京駅八重洲口地下中央改札口からすぐ


♪東京ブギウギー リズムうきうき 心ずきずき わくわく 海を渡り響くは 東京ブギウギー
この歌はご存知、
笠置シヅ子の『東京ブギ』だ。
(鈴木勝作詞・服部良一作曲/昭和23年)
こんな歌を聴きながら、手作りコロッケをおつまみに、ハイボールでちょいと一杯飲める店、
これが
スタンドバー「東京ブギ」というわけだ。
時代設定は
昭和24年とのことだが、昭和37年西野バレエ団に入団した由美かおるのホーロー
看板があったり、昭和33年に巨人軍に入団した長嶋のニュースが放映されているなどの
時代検証されていない部分もあるが、こういう揚げ足取りをしてはいけない。(笑)

場所は
東京駅名店街の一角、やや奥まった所にあり、下調べがないとちょっとわかりずらいかも。
店の中に入るといきなりタイムスリップ。
トタン板で囲まれた壁にはトリスの広告、電信柱の
裸電球が店内を柔らかく照らしている。白黒テレビでは力道山が空手チョップをやっていたり
レトロ感覚あふれるムードであることは間違いない。



昼のランチは具がゴロゴロと入った
下町東京カリー(380円)と、ふんわりとした半熟
エッグの
ハイカラオムライス(480円)、日替わりのワンプレートの3種類。カレーと
オムライスはコロッケや空揚げがトッピングでき(追加料金)、値段が安いこともあって
お昼は学生や若いOLたちで満席になる。
そして夜はハイボール(300円)やトリス(250円)、赤玉ポートワイン(300円)を片手に
仕事帰りのおっさんたちで賑わっている。かと思いきや若いOLと思える3人組もいたり
意外と幅広い世代の客がいる。最近の昭和30年代ブームは年配の方には懐かしく、
若い世代には新鮮にうつるらしい。
つまみは「
メリケンコンビーフ(400円)」がお薦めだ。これをチビチビとつまみにして
ハイボール2杯でちょうど
1000円。いたってリーゾナボーだ。
夕方4〜5時にはハイボール(または熱かん)とおつまみがついた
<夕焼けセット>550円
というセットメニューもある。

スタントバーということで、椅子はあるにはあるが、座り心地は決して良くない。
カウンターは24席、満席になるとすごく窮屈感があるが、いかんせん昭和24年の時代設定
だからしょうがないか。ふだんはどうなのかわからないが、私が訪れた日は店員の若い
お兄ちゃんが1人だけできりもみしていた。したがってサービスもお世辞にも良いとは
いえないが、値段を考えればこんなもんだろう。落ち着いて何時間もいる店ではないが、
たとえば出張の際、予定の新幹線まであと30分あるぞ、、、という方にはお薦めだと思う。




(↑クリックしてみてください)

参考サイト

    
  
お薦めメリケンコンビーフとハイボール             八重洲地下中央口を出て右折、グルメ南小路にある




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