所在地 東京都中央区銀座2丁目5-2
電話番号 03-3561-2224 (期間中限定設置)
開館時間  2002年8月28日[水]−2002年9月27日[金]
開館時間 11:30−17:00 
 
平日/11:30〜13:30(限定150食)
  土日休日/11:30〜15:00(限定350食)
休日 火曜日休館
備考 ギンザ ギャラリーハウス 内


明治製菓が「銀座カリーシリーズ」の新商品発売にあわせて旧明治製菓銀座売店の
近く、ギンザギャラリーハウスで
「銀座カリー館」を開催するという新聞記事読んだ。
昭和初期の銀座の町並みを再現して当時のカリーやハヤシをも再現してくれるというのだ。
昭和33年生まれの私は当時の銀座というものがどんなものかは当然のことながら
知らないが、モダンボーイやモダンガールが闊歩している写真を見たことがある。
しかも
250円という魅力的な値段に惹かれて土曜日の昼時に取材に出かけた。

場所は独特の入り口なのですぐにわかる。目立ちすぎるぜぃ、、、という感じさえする。
私が行った時にはすでに
20人くらいの行列ができていたが、案外と回転は早いようで
待つこと約15分で入場することができた。
会場は想像していたよりもかなり狭く、館というよりも一室といった方が近い。
当然、満席であり全部で30席くらいだろうか。相席を余儀なくされる。
公式HPでは
ゴージャスな叶美香さんがテープカットしていたので、下心丸出しで
ゴージャスな淑女と相席になれればいいなぁ、、、と思っていたが、現実は厳しく
若いあんちゃんと250円に惹かれた新宿中央公園からやってきたと思われる
ホームレス風のおっちゃんと相席になってしもうた。きびしーぃ!



隣の席でおっちゃんが
「うへへ、俺はカレーだ。カレーライスだ」というもんだから
私は妙な対抗意識が働いて
「ハヤシの方をお願いします」と言ってしまった。
本当にカリーの方が食べたかったのに。。。
注文してから約3分、やってきました、美味そうな
「吟撰銀座ハヤシ」
私はハヤシを食べる時にはいつも心の中で
「ウハウハ、ハヤシもあるでよぉ〜」
つぶやいてしまう悲しい性がある。(笑)
隣の席ではおっちゃんがマッハ15のスピードでカレーライスを食べていたが、
私は無視して吟撰を堪能、モダンボーイのつもりでご賞味させていただきました。

店内を見回して客層をうかがうと若いカップルがほとんどだ。また40年前は
若いカップルだったであろう老夫婦も目立つ。
店員さんの衣装は昭和初期のメイドさんのようでなかなかいい雰囲気だ。

カリーを食べた後は1階のギャラリーで昭和初期・銀座の商業印刷物が展示
されている。
広告マッチ、チラシなどまさにモダンの世界だ。
欲をいえば、もう少し量的に充実して欲しかった。
まっ、250円でカリー/ハヤシが食べられ銀座モダン文化に触れることが
できれば文句はないでしょう。




(↑クリックしてみてください)



   
限定150食(平日)250円のライスカリーとハヤシ



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